2019/06/04(火)
症例紹介 「椅子から立ち上がれない」
カテゴリー:未分類
症例紹介 「椅子から立ち上がれない」Aさん62歳男性デスクワーク
斉藤「どんなことでお困りですか?」
Aさん「椅子から立ち上がろうと思うと力が入らなくて立ち上がれないんです。机とかに手をかけて手の力で立っています。特に低い椅子からは全く無理なので今では低いところには座らないようにしています。
ソファみたいに低めの椅子とか…痛いわけではないんですけど、」
今回の症状をまとめると…
痛いわけではないけど、足にうまく力が入らず椅子から立てない。
アプローチ方法
立ち上がれない原因に3つの仮説を立てました。
- バランス不良
- 筋力低下
- 間違った運動学習
それに対して4つの対応策を考えました。
- まずは筋膜治療
- それから深部硬結
- そして関節の動きをつけて
- 最後に運動学習を兼ねた筋トレ
1〜3を4回に分けて施術しました。
筋肉の収縮は感じられるものの、立つというところまでは至りません。
今回の場合は、長期間まともに立つことができなかった背景があります。
当然、「どうやって立ったらいいかわからない。」という状態にまでなっています。
この「どうやって」の部分を解決するには理解して覚えるしかありません。
筋肉に話しかけても意味がないので、身体にはカラダ語で呼びかける。
いきなり立つことができない現時点で、補助ありで立ち上がり動作をする方法もなくはない。
でも、間違った運動学習を早めに取り払いたい。
そして怪我のリスクも減らしたい。
すると必然的に寝た姿勢でできる立ち上がり動作の模擬練習が選ばれます。
ここで4番目のアプローチの出番です。
大腿四頭筋のトレーニングを選びました。
この体操自体は変形性膝関節症に使われる体操ですが、今回はAさんの症状にも応用が効きます。
それをアレンジしてゆっくり行ってもらうように指導。
ゆっくり行うことで、より意識された筋肉のコントロールが可能になり正しいフォームが身につきます。
地味な体操を左右20回ずつ2セット、これを毎日やってもらうことに。
結果
斉藤「Aさんどうぞ~」
Aさん「スッ!(何も掴まず立つ)」
斉藤「おお!」
7回目に来院時、待合室の椅子から立つときにはスッと素早く立てていました。
しかも何も掴まらずに。
調子にのった斉藤はかなり低い椅子でも検証
(これは流石にむりかな?)
斉藤「おっ、おおー!」
しっかり立てている!
ちなみに検査で使ったのはこの椅子です。
考察
合計1ヶ月間の施術期間中に立てるようになりました。
なにより、Aさん自身の頑張りが嬉しかった!
こんな地味な体操を良く続けられたなと思います。
改善は魔法じゃない、地道な努力の積み重ねが必要。
それがよくわかる症例でした。
まとめ
あなたにも当てはまる事はありませんでしたか?
もし同じようなことでお困りなら当院にご相談ください。
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