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2023/12/22(金)

腰椎椎間板ヘルニアの発症後、階段昇降に不便を感じた40代男性

カテゴリー:腰椎椎間板ヘルニア

 

腰椎椎間板ヘルニアの発症後、階段昇降に不便を感じた症例

神栖市40代男性

はじめに

 

今回紹介する症例は、腰椎椎間板ヘルニアの発症後、階段の昇降でふらつきが生じた症例です。

結論から言うと、階段の昇降が困難になったのは、腰椎椎間板ヘルニアによる感覚障害が主因でした。

通院開始から、問題なく階段昇降ができるようになった経過を紹介していきます。

 

注意事項

今回紹介した治療の内容は、専門家の詳細な評価に基づいてプログラムされたものです。個々の症状や体調によっては結果が異なる場合がございます。

 

問診 「重いものを持ったら腰に痛みがでて、ヘルニアと言われました‥.」

施術者「どういった症状でお困りですか?」

患者さん「もともと腰痛持ちだったんですけど、2ヶ月前くらい前に重いものを持ったら悪化して、整形外科に行ったら腰椎椎間板ヘルニアって言われました。まだ右脚が痺れるのと、腰が痛いです。」

施術者「お辛いですね。生活にはどんな支障がありますか?」

患者さん「大体一人でできるんですけど、よく転びそうになります。もともとバランス感覚は良かったんですけど‥」

 

検査 「腰を曲げると痛いですね。」

施術者「お身体の状態を確認していきます。」

患者さん「よろしくお願いします。」

 

検査の結果はこのような感じでした。

 

  • 腰痛と坐骨神経痛:腰を曲げる時、右腰部と右脚に生じる。
  • 筋力:右脚に脱力感がある。
  • 関節可動域:股関節や胸椎を曲げる動きに制限がある。
  • 神経の伸張テスト:仰向けで膝を伸ばしたまま脚を挙げると、坐骨神経痛の再現あり

全体的な印象として、椎間板ヘルニアにおいて典型的な症状が認められました。

 

評価と説明① 「腰への負担を減らしていきましょう。」

施術者「確かに、全体的に腰椎椎間板ヘルニアの症状と一致しますね。」

患者さん「そうですよね‥。」

施術者「腰椎椎間板ヘルニアでは、腰が曲がる時に椎間板が動いて神経を刺激することで症状が出現します。動きすぎている腰椎の動きを減らすため、股関節や脊柱の動きでカバーできるように調整していきます。」

患者さん「よろしくお願いします。」

 

施術 「想像してたより、全然強くないです。」

施術では、主に股関節の動きを制限するお尻の筋肉や、背中の動きを制限する背筋群を調整しました。

 

 

施術者「力加減は大丈夫ですか?」

患者さん「大丈夫です。でも他の整体に行った時よりはかなり柔らかく感じます。」

施術者「そうなんですね。筋膜って、水溶き片栗粉みたいな感じで。強く触ると反発するようになるんですけど、優しく触ってあげると動きが良くなるんですよ。だから、これくらいの力加減が一番効くと思います。」

患者さん「そうなんですね。強ければ強いほど良いと思ってました。」

施術者「力任せに筋膜を剥がすには、700kgくらいの力が必要なんですよ。」

患者さん「え、そうなんですか??」

施術者「そうなんです。大切なのは強さじゃないです。700kgかけたら筋膜以外も全部剥がれますからね(笑)」

 

施術後 「なんでふらつくんだろう?」

 

施術を開始して2ヶ月後。

施術者「お身体の調子はどうですか?」

患者さん「痛みはだいぶいいです。脚と腰の痛みも気にならなくなりました。でも、なんだか階段を上り下りする時はまだふらつきがありますね。」

施術者「ふらつきが残るんですね。力は入りますか?」

患者さん「全然入ります。なんでふらつくんだろう?って不思議な感じです。」

 

検査② 「確かに、脚の力には問題がなさそうですね。」

施術者「改めて検査をしましょうか。」

患者さん「お願いします。」

 

  • 筋力:低めの台から立ち上がるテストで確認。ほぼ左右差なし。筋肉量も明らかな左右差なし。
  • 感覚テスト:左下肢に比べると右下肢で感覚を感じにくい
  • バランステスト:片脚立ちで目を瞑ると、明らかに右脚立ちでバランスを大きく崩す。
  • 坐骨神経の伸長性テスト:坐骨神経の伸長によって痛みが出る

確かに、あまり筋力の低下はなさそうです。

特に気になったのは、感覚機能の低下と、バランステストでのふらつきです。

評価と説明② 「感覚に問題がありそうです。」

施術者「筋力に問題はなさそうですね。」

患者さん「そうなんですか?ふらつくから、なんだかんだ筋力がないのかとばかり思ってました。」

施術者「全然大丈夫です。これくらいの台(30cm)から片脚で立てるので。それよりも、右足の感覚の鈍さが気になりました。」

患者さん「確かに、鈍いですね。」

施術者「少し小難しい話になるんですけど。人は、視覚、平衡感覚、体性感覚の三つの感覚を感知して姿勢を調節します。簡単に言うと、周りの環境を視て、頭部の傾きを感じて、身体の感覚を感じて、姿勢を調整するわけです。」

患者さん「・・・?」

施術者「要は、目が悪くてもバランスは崩れる。平衡感覚が悪くてもバランスは崩れる。身体の感覚が悪くてもバランスは崩れる。筋力以外にも、バランスを崩す原因は色々あるわけです。」

患者さん「なるほど。」

施術者「特に、ヘルニアでは体性感覚に問題が生じることがあります。例えば、目を瞑ってみてください。目を瞑ったまま、右手の親指を左手で握ってみましょう。簡単ですよね?これは、手の位置が見えてなくても手の感覚で位置が分かるため、みなくても手の位置を調節できるから遂行できるわけです。」

患者さん「へー。」

施術者「仮に、手の感覚が全くない人は、この運動をできなくなります。今回は、それに近い現象が脚のパターンで生じていると考えます。」

患者さん「なんとなくイメージがつきました。僕の場合は、階段を登る時の脚の感覚に問題があるということですか?」

施術者「そうです!どんな風に動いてるのが分からないから、筋力があっても上手く調節できないって感じです。」

患者さん「納得です!でも、どうしてそんな状態なんですかね…?」

施術者「坐骨神経が短縮、もしくは動きが悪くなっている可能性があります。その影響で感覚の受容が上手くいってない状態と考えています。」

患者さん「なるほど・・・」

施術者「感覚の受容に関しては整体だと難しいので、運動療法を行いましょう!」

運動療法 「だんだん楽になってきます。」

 

運動療法としては、まず坐骨神経のストレッチを行います。

患者さんが自分でもできるように指導しました。

 

 

施術者「痛みとか大丈夫ですか?」

患者さん「意外と大丈夫ですね。気持ちいいくらいです。」

 

メインの目的は、階段のふらつきを軽減することなので、脚の感覚を「感じる」練習を行います。

具体的には、足首のストレッチや、足の感覚を頼りにバランスを保つ練習です。

施術者「床面の環境や荷重状況を感知するのに、足の柔軟性と感覚が重要です。いろんな条件でバランスを保ってみましょう。」

患者さん「目で見たら確かに楽なんだけど、見なければ相当ふらつきますね…」

経過 「バランス保つのに慣れてきました。」

運動療法を開始して1ヶ月が経過した頃。

施術者「最近、階段の上り下りはどうですか?」

患者さん「全然問題ないです。今度スノボーに行くんですけど、心配なくやれそうです。」

施術者「なかなかアクティブですね(笑)」

 

最後に

 

今回は、ヘルニア後の症状で階段昇降に問題が生じた患者さんを紹介しました。

 

ふらつきが生じるケースの場合、シンプルに脚に力が入らなくて困る方もいらっしゃいます。しかし、動きは感覚によってもコントロールされますので、ふらつく原因が分からずに悩む患者さんもいらっしゃいます。その部分に気づくのは自分ではとても難しいと思います。

 

当院では、理学療法士監修の運動療法により、整体だけでは対応できないケースの治療例も多数あります。

このような症状でお悩みの方は、ぜひ腰痛専門整体院-HISUI- までご相談ください。

 

 

 

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